宇宙シロクマ

Tuscan Blue's blog

『Season花』を見て ──まわる髑髏城に思う


前回の記事にコメントと星をくださったみなさん、どうもありがとうございます。

 

お返事しましたʕ ❛ᴥ❛ʔฅ🌟🌟🌟

 

刀ステの東京公演前に更新しようと思っていたのですが……

 

WOWOWでひさしぶりにSeason花を見て感動し、ブログが書きたくなりましたʕ๑′ᴥ‵๑ʔ

 

 

ただ、ただ、感動しましたʕ ˃̣̣̥ᴥ˂̣̣̥ ʔ 

 

映像も鮮明で美しい……!

 

遠景で、まわる客席ごしに流れていく舞台が映ったときなど、「ああ……あの客席にいたい……ぐるぐるしたい……」と、何度も思いました。

 

 

最後に、いのうえひでのりさんと古田新太さんのインタビューがありました。

 

下弦では誰がインタビューされるのでしょう……? 楽しみですねʕ^ᴥ^ʔฅ 

 

 

 

花道

 

 

きょうはWOWOWが新感線の日でしたので、アオドクロも見ました。

 

花道を使っている演出です(2005年、日生劇場)

 

いのうえさんは歌舞伎がお好きで、花道のカジュアル使いもとても上手なのです。

 

 

花道とは舞台の一部であり、ただの通路ではありません。

 

観客から見ると平面的に見えてしまいがちな舞台を、立体的に見せてくれる効果があります。

 

ところが、花道に慣れていないと、ただの通路に堕してしまうのです。

 

 

いのうえさんは舞台を立体的にとらえていらっしゃるので、花道が生きる演出になっているのだと思います。

 

スポットライトで花道を照らして、役者の「華」を観客に見せてくれます。

 

 

 

洗練

 

 

いのうえさんがおっしゃっていたのですが、「Season花」は回転劇場を使うのが初めてだったので、わからないことが多く、試行錯誤で大変だったそうです。

 

(e.g. 動線がどうなるのかわからなかったので、演者が舞台裏でものすごく長い距離を走らなくてはならなくなった、などの苦労話が……)

 

花鳥風月と進んでいくにつれ、演出やセットも少しずつ変えていって、良くなっていったそうです。

 

確かに、まわる髑髏イヤーが終わった今、あらためて「花」を見てみると、まさに「原点」という気がいたします。

 

原石のようなまぶしい輝きがある一方で、場面転換には少々ぎこちないところがありましたし、間口の狭いセットもあった。

 

でも、鳥、風、月、極……と、回を追うごとにステージ使いが各段によくなっていって、観客からも見やすくなっていったのです。

 

演出も台本も制作も、たゆまぬ努力で洗練されていったのだということが伝わってきました。

 

新感線は、アレンジ力が本当にすばらしいと思います。

 

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わたしは、「2017/18」の髑髏城シリーズがいちばん見ごたえがあって好きです。

 

最新作が最高傑作だというのは、すばらしいことだと思います。 

 

たとえば、舞台制作の技術は、年々、進歩しています。

 

衣装もウィッグもメイクも美術もセットも小道具も照明も音効も映像も……やはり技術的には今が一番だと思います。

 

わたしの苦手な「新感線ギャグ」が減って、見やすくなったということも大きいのですが……💦 

 

もしかするとギャグが減ったことも、時代にあわせた改善のひとつなのかもしれませんね。

 

今、見るのにふさわしい舞台は、やはり今の舞台なのだと思います。

 

 

「Season月」は、洗練されていて、とても見ごたえがありました。

 

リアル関東荒野で最高傑作を見ることができた、幸せな冬でした……

 

 

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