宇宙シロクマ

Tuscan Blue's blog

捨天決戦

 

きのうのレポ、読んでくださってどうもありがとうございます。

PVが1日で5,000を越えて、びっくりしました……

 

そしてなぜか、(ブックマークなどで直接来てくれている方以外で)来てくれた方の92%がGoogle経由なのです。

(いつもはYahooと拮抗してるのですが……)

 

なんでかな? 

 

 

4日の鈴木天魔は、クライマックスの捨天決戦でも、とても良い芝居をしていて、感動しました。

 

鈴木天魔は、あることをして、それを見るのがわたしは初めてだったのですが、みなさんはどうですか。

 

ネタバレになるので写真をはさみますね。

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捨天決戦 

 

 

六天斬りで無敵の鎧を失い、ついには剣まで失ってしまった天魔王。

もう、なすすべはありません。

覚悟を決めた天魔王は、捨之介をまっすぐに見すえます。

ところが捨之介は、その眼前で剣をかまえていながら、斬ろうとはしないのです。

 

天魔王は、捨之介が剣をおさめようとする気配をさっして、首を横にふります。

その首のふりかたが、つらくて、哀しい……

そして最後までわかりあえないふたりの物語を、雄弁に語っていました。

 

 

武士道においては、あのような状況になった時点で、すでに斬られたも同然です。

 

(剣道でもそうなのですが、実際に竹刀が当たるかどうかは重要ではなく、打たれると思った時点ですでに「参りました」なのです。心の問題。)

 

天魔王は武士の矜持が高いから、おめおめと生き恥をさらすことなどできない。

時代的な背景を考えれば、当然のことです。

 

たとえば、天魔王は蘭丸に「殿は私に死ねと言った」と、高らかに嘘をつきました。

まるで自慢するかのように。

あれは、「おまえよりも私のほうが殿に武士として認められていた。だから私だけが選ばれて『殉死せよ』と言われたのだ」と思いたい彼の、哀しい嘘なのです。

 

生きのびることよりも、主に殉ずるほうがいさぎよしとされた時代だったからです。

 

 

捨之介は、あそこで天魔王を斬ってあげたほうが、本当の意味で彼を「救う」ことになったはずです。

 

でも捨之介には、それがわからない。

どうしたって、わからない。

 

 『おまえには、わかるまい』

 

天魔王は、そう思って首をふったのでしょうか……

すぐに捨之介の剣をつかんで、みずから死にました。